足をさっさと引き寄せて、足をどんどん出せ
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sho
(社交ダンス sho)fc2 ダンス裏論の目次
First updated:2000.07.20
足をさっさと引き寄せて、足をどんどん出せ
カウントをとってちゃ駄目、メロディーで踊れと・・・。
最初からメロディーで踊れったって、できるわけがない。
(少なくとも私がそうだった) やっぱり最初はカウントを取りながらでないと練習できない。
固い感じでカウントをとりながら踊ると、どうしても足の動きがぎこちなくなります。
はっきり言うと止まってしまう瞬間があるように思います。
じゃあ、どうせ、止まってしまうなら、どの状態で止まったら良いでしょう。
一歩前進しきったら、後ろ足は前足に引き寄せられてしまうはず。引き寄せられるだけでなく、その膝の膝頭はサポーティングフットの膝頭より1センチでも2センチでも10センチでも前に追い越してしまうはず。
この状態で一本足で立っている時が一番安定してると思うからです。
小学校時代に躾られた「きょうつけ、休め」の「休め」の状態です。あんまりだらしない「休め」ではありません。
後退の時も全く同じことが言えます。念のため書きます。
一歩後退しきったら、前足は後ろ足に引き寄せられてしまうはず。
引き寄せられるだけでなく、その膝の膝頭はサポーティングフットの膝頭より1センチでも2センチでも10センチでも後ろに追い越してしまうはず。
できれば膝頭の追い越しと同じく爪先も追い越してしまっていたい。
この状態で一本足で立っている時が一番安定してると思うからです。
と、私は主張したいのです。
ホールでスタンダードのウォークの練習をしている人を稀に見ます。
ウォークの練習は非常に重要なことでシャドーより大切なことだと思っています。
そのウォークの練習で、前進の場合、一歩前進して体重移動したにもかかわらず、後ろ足をわざわざ後ろに残そうとしたり、後退の場合は、一歩後退して体重移動したにもかかわらず、前足をわざわざ前に残そうとしている人をよく見かけます。
残そうとする足のレッグラインを真っ直ぐにしようと試みているようですが、この練習は初心者には百害有って一利無しだと思っています。
ラテンのウォークの練習では、この傾向がもっと強くなるようです。
上級の人なら、こういう練習も何か意味があるのでしょうが、初心の人はこういう練習はしないほうが良いと思います。
スタンダードでもラテンでもウォークの練習では、通過させる足はさっさと引き寄せて通過させるべきです。
同じことですが、少し表現を変えてもう一度書きます。
ムービングフットの足使いは非常に重要です。
なにしろムービングフットは次の瞬間サポーティングフットになるからです。
ムービングフットの足使いが旨くなれば、自ずとサポーティングフッとの足使い(通常これをフットワークと言います)も上手になります。
前進の場合、ムービングフットが前に出て行って、その立ちきったあたりで、ムービングフットだった足がサポーティングフットになります。
当然、サポーティングフットだった足がムービングフットになります。
このムービングフットになりたての足がどうなるべきか。この後ろ足がさっさと前足に揃っていけば良し、いつまでも後ろに残されてるようだと不安定でかったるい。
足をどんどん出せとは、私はこのように思って言っています。
ムービングフットが出て行くのにはわりかしみんな熱心ですが、この引き寄せとか追い越しに注意を払えば意外とヒントがあるような気がします。
さて、文頭で「固い感じでカウントをとりながら踊ると、どうしても足の動きがぎこちなくなります。はっきり言うと止まってしまう瞬間があるように思います。」と書きましたが、ムービングフットを残す状態で止まる人だった人が、ムービングフットをさっさと通過させてから止まるように切り替えると、当然のことながら、カウントの感じ方も今までと変わってきます。
きっと今までよりは滑らかになると思います。
「後退時にヒールが落ちるのが早すぎる」と言う意味 後退ウォークに関するリバテクの記述
しゃがむ二法
ダンス裏論の目次 | (社交ダンス sho)fc2
教え魔的社交ダンス理論
前進 後退 walk ウオーク ウォーク フットワーク
Heel ヒール 踵 落ちる
つま先立ち 爪先立ち
○ スタンダード = × モダン
shadow シャドー シャドウ ソロ
足をさっさと引き寄せて、足をどんどん出せ
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足をさっさと引き寄せて、足をどんどん出せ
カウントをとってちゃ駄目、メロディーで踊れと・・・。
最初からメロディーで踊れったって、できるわけがない。
(少なくとも私がそうだった) やっぱり最初はカウントを取りながらでないと練習できない。
固い感じでカウントをとりながら踊ると、どうしても足の動きがぎこちなくなります。
はっきり言うと止まってしまう瞬間があるように思います。
じゃあ、どうせ、止まってしまうなら、どの状態で止まったら良いでしょう。
一歩前進しきったら、後ろ足は前足に引き寄せられてしまうはず。引き寄せられるだけでなく、その膝の膝頭はサポーティングフットの膝頭より1センチでも2センチでも10センチでも前に追い越してしまうはず。
この状態で一本足で立っている時が一番安定してると思うからです。
小学校時代に躾られた「きょうつけ、休め」の「休め」の状態です。あんまりだらしない「休め」ではありません。
後退の時も全く同じことが言えます。念のため書きます。
一歩後退しきったら、前足は後ろ足に引き寄せられてしまうはず。
引き寄せられるだけでなく、その膝の膝頭はサポーティングフットの膝頭より1センチでも2センチでも10センチでも後ろに追い越してしまうはず。
できれば膝頭の追い越しと同じく爪先も追い越してしまっていたい。
この状態で一本足で立っている時が一番安定してると思うからです。
と、私は主張したいのです。
ホールでスタンダードのウォークの練習をしている人を稀に見ます。
ウォークの練習は非常に重要なことでシャドーより大切なことだと思っています。
そのウォークの練習で、前進の場合、一歩前進して体重移動したにもかかわらず、後ろ足をわざわざ後ろに残そうとしたり、後退の場合は、一歩後退して体重移動したにもかかわらず、前足をわざわざ前に残そうとしている人をよく見かけます。
残そうとする足のレッグラインを真っ直ぐにしようと試みているようですが、この練習は初心者には百害有って一利無しだと思っています。
ラテンのウォークの練習では、この傾向がもっと強くなるようです。
上級の人なら、こういう練習も何か意味があるのでしょうが、初心の人はこういう練習はしないほうが良いと思います。
スタンダードでもラテンでもウォークの練習では、通過させる足はさっさと引き寄せて通過させるべきです。
同じことですが、少し表現を変えてもう一度書きます。
ムービングフットの足使いは非常に重要です。
なにしろムービングフットは次の瞬間サポーティングフットになるからです。
ムービングフットの足使いが旨くなれば、自ずとサポーティングフッとの足使い(通常これをフットワークと言います)も上手になります。
前進の場合、ムービングフットが前に出て行って、その立ちきったあたりで、ムービングフットだった足がサポーティングフットになります。
当然、サポーティングフットだった足がムービングフットになります。
このムービングフットになりたての足がどうなるべきか。この後ろ足がさっさと前足に揃っていけば良し、いつまでも後ろに残されてるようだと不安定でかったるい。
足をどんどん出せとは、私はこのように思って言っています。
ムービングフットが出て行くのにはわりかしみんな熱心ですが、この引き寄せとか追い越しに注意を払えば意外とヒントがあるような気がします。
さて、文頭で「固い感じでカウントをとりながら踊ると、どうしても足の動きがぎこちなくなります。はっきり言うと止まってしまう瞬間があるように思います。」と書きましたが、ムービングフットを残す状態で止まる人だった人が、ムービングフットをさっさと通過させてから止まるように切り替えると、当然のことながら、カウントの感じ方も今までと変わってきます。
きっと今までよりは滑らかになると思います。
「後退時にヒールが落ちるのが早すぎる」と言う意味 後退ウォークに関するリバテクの記述
しゃがむ二法
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教え魔的社交ダンス理論
前進 後退 walk ウオーク ウォーク フットワーク
Heel ヒール 踵 落ちる
つま先立ち 爪先立ち
○ スタンダード = × モダン
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