ダンスホールで壁のシミをしながら考えていたこと
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sho
私は富山県富山市のほぼ中心に近いところに住んでいる。
家から歩いて10分ぐらいのところにダンスホールがあった。
団体レッスンで少し踊れるようになり、このホールに飛び込んだ。
もう15年も前のことだろうか、ほとんど毎晩ここに通うのが私の日課だった。
私は何のスポーツをやるにしても本で勉強するのが好きだった。草野球にはまっている時は野球の本を30冊ぐらいは買っただろうか。ゴルフの本も50冊ぐらいだろうか(^^;
私は運動音痴で見ただけでは覚えられないのだ。性格的に人に習うのが嫌いなようで、兎に角、本でないと私は納得できないのだ。バットの握り方、ボールの持ち方、大根切り打法、レベルスィング、スコアの付け方・・・。
私は運動音痴ではあったが短距離はまあ普通の人には負けなかった。ピッチャーゴロでもピッチャーが少しでももたつけば、たいてい一塁セーフになった。塁に出れば、盗塁が楽しみだった。足からのスライディングよりヘッドスライディングが好きだった。ヘッドスライディングでも相手の野手を弾き飛ばすのが快感なくらいだった。
ゴルフもスコアより飛ばす方が快感だった。本好きな割には格闘技派なのだ(^^;
社交ダンスを始めてもやっぱり本を買ってきた。ブルースとかジルバとかワルツとか入門書でせっせと覚えた。しかし、入門書の説明は簡単すぎて、もうちょっと詳しい本は無いものだろうかと思ってたところ、通っていたダンスホールのマスターからリバテクを貸してもらうことができた。全頁をコピーした。それがぼろぼろになる頃、やっと、もう在庫がほとんどないというリバテクを買うことができた。
私は教室に行ってダンスを習おうという気はサラサラなかった。習うのを潔しとしない性格なのだ。後にホールで仲良しになった女性の気を引くため?にダンス教室に通うこともあったが、どうも教室で習うのは肌に合わなかった。見ただけでは覚えられない人だからである(^^; 集中力の無い生徒だったとも言える。
競技を3か月ほどやって、さあ、これからバリエィションというところで私はつまづく。バリエィションはリバテクには書いてないのだ。大体教室の先生というのはカウントなんか無視して教える傾向がある。クイックカウントの数が奇数だったりすると私はもう先生が信用できなかった。あんたは生真面目すぎる、最後さえ音にあってればいいのよと言われたときはショックだった。ランニングウィーブを覚えるのに5年かかった。しかし、ランニングウィーブにもいろいろあるらしくて、私の覚えたランニングウィーブは未だに全く用を足していない。スローアウェイオーバースウェイもリバテクには書いてない。タンブルターンも書いてない。ストップロック、ホップシャッセロックもリバテクには書いてない。カウント、フットワーク、CBMPを確認できないうちは踊ろうともしたくない私。まあ、屁理屈派なのだ。
こんな私がホールの片隅で壁のシミをしながら、考えていたことをここに書いている。きっと私に似た奴が全国には何人か居るはずだ・・・悩みをわかってくれる人もいるはずだと思って書いている。わかってくれなくてもいい、こういう考え方をする馬鹿も居るのかと知ってもらえるだけでも、まあ、良しとしている。・・・・・まあ、こんな私をリーダーにしている彼女には読まれたくない・・・きっと、見捨てられる(^^;(^^;(^^;
バリエィションなんてさあ、二人でなあなあで踊るもんだろうと決め付けていたからなあ、本気で覚える気が未だにしてないのだ。が、この頃のホールはバリエィションを踊らないと飽きられてしまう・・・住みにくい世の中になったものだ。本当の私はベーシックフィガーをもっと楽に大胆に踊りたいだけなのだが、バリエィションをやらないと本当のベーシックはわからないものなのだそうだ。で、仕方なくバリエィションを覚えようと思っているのだが、いかんせん、バリエィションの本が無い。ポピュラーバリエィションの本は持っているが、残念ながら、この本には私が教えられている足型が載っていない。こんな私なんか競技ダンスをする資格もないと思っているが、競技ダンスの緊張感も捨てがたいものがあるし・・・。
私のダンス人生はどうなっていくのだろう・・・。他に面白いものがあれば、直ぐにでも転向したいけど、ちょっと私の気を引くものが見当たらない。継続は力なりともいうし、このまま、ずるずる、ダンスをやっていくんだろうなあ。私がバリエィションなんかやっても、どたばた劇で、自己満足の音楽とさえ合わすことができない。無駄な練習をしてるような。
富山県の社交ダンスのダンスホール・練習場
2006.02.24 初稿
ダンス裏論の目次 | (社交ダンス sho)fc2
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家から歩いて10分ぐらいのところにダンスホールがあった。
団体レッスンで少し踊れるようになり、このホールに飛び込んだ。
もう15年も前のことだろうか、ほとんど毎晩ここに通うのが私の日課だった。
私は何のスポーツをやるにしても本で勉強するのが好きだった。草野球にはまっている時は野球の本を30冊ぐらいは買っただろうか。ゴルフの本も50冊ぐらいだろうか(^^;
私は運動音痴で見ただけでは覚えられないのだ。性格的に人に習うのが嫌いなようで、兎に角、本でないと私は納得できないのだ。バットの握り方、ボールの持ち方、大根切り打法、レベルスィング、スコアの付け方・・・。
私は運動音痴ではあったが短距離はまあ普通の人には負けなかった。ピッチャーゴロでもピッチャーが少しでももたつけば、たいてい一塁セーフになった。塁に出れば、盗塁が楽しみだった。足からのスライディングよりヘッドスライディングが好きだった。ヘッドスライディングでも相手の野手を弾き飛ばすのが快感なくらいだった。
ゴルフもスコアより飛ばす方が快感だった。本好きな割には格闘技派なのだ(^^;
社交ダンスを始めてもやっぱり本を買ってきた。ブルースとかジルバとかワルツとか入門書でせっせと覚えた。しかし、入門書の説明は簡単すぎて、もうちょっと詳しい本は無いものだろうかと思ってたところ、通っていたダンスホールのマスターからリバテクを貸してもらうことができた。全頁をコピーした。それがぼろぼろになる頃、やっと、もう在庫がほとんどないというリバテクを買うことができた。
私は教室に行ってダンスを習おうという気はサラサラなかった。習うのを潔しとしない性格なのだ。後にホールで仲良しになった女性の気を引くため?にダンス教室に通うこともあったが、どうも教室で習うのは肌に合わなかった。見ただけでは覚えられない人だからである(^^; 集中力の無い生徒だったとも言える。
競技を3か月ほどやって、さあ、これからバリエィションというところで私はつまづく。バリエィションはリバテクには書いてないのだ。大体教室の先生というのはカウントなんか無視して教える傾向がある。クイックカウントの数が奇数だったりすると私はもう先生が信用できなかった。あんたは生真面目すぎる、最後さえ音にあってればいいのよと言われたときはショックだった。ランニングウィーブを覚えるのに5年かかった。しかし、ランニングウィーブにもいろいろあるらしくて、私の覚えたランニングウィーブは未だに全く用を足していない。スローアウェイオーバースウェイもリバテクには書いてない。タンブルターンも書いてない。ストップロック、ホップシャッセロックもリバテクには書いてない。カウント、フットワーク、CBMPを確認できないうちは踊ろうともしたくない私。まあ、屁理屈派なのだ。
こんな私がホールの片隅で壁のシミをしながら、考えていたことをここに書いている。きっと私に似た奴が全国には何人か居るはずだ・・・悩みをわかってくれる人もいるはずだと思って書いている。わかってくれなくてもいい、こういう考え方をする馬鹿も居るのかと知ってもらえるだけでも、まあ、良しとしている。・・・・・まあ、こんな私をリーダーにしている彼女には読まれたくない・・・きっと、見捨てられる(^^;(^^;(^^;
バリエィションなんてさあ、二人でなあなあで踊るもんだろうと決め付けていたからなあ、本気で覚える気が未だにしてないのだ。が、この頃のホールはバリエィションを踊らないと飽きられてしまう・・・住みにくい世の中になったものだ。本当の私はベーシックフィガーをもっと楽に大胆に踊りたいだけなのだが、バリエィションをやらないと本当のベーシックはわからないものなのだそうだ。で、仕方なくバリエィションを覚えようと思っているのだが、いかんせん、バリエィションの本が無い。ポピュラーバリエィションの本は持っているが、残念ながら、この本には私が教えられている足型が載っていない。こんな私なんか競技ダンスをする資格もないと思っているが、競技ダンスの緊張感も捨てがたいものがあるし・・・。
私のダンス人生はどうなっていくのだろう・・・。他に面白いものがあれば、直ぐにでも転向したいけど、ちょっと私の気を引くものが見当たらない。継続は力なりともいうし、このまま、ずるずる、ダンスをやっていくんだろうなあ。私がバリエィションなんかやっても、どたばた劇で、自己満足の音楽とさえ合わすことができない。無駄な練習をしてるような。
富山県の社交ダンスのダンスホール・練習場
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