ジルバのアメリカンスピン

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sho
アメリカンスピンのリードとフォローんのコツなんかを書いてみようと思ったが、
できるようになってしまえば、何がポイントなのかさえ、わからない。(-_-;)



ジルバのアメリカンスピンの女子の回転のコツ

私のジルバは【amazon】モダンダンス教程49ページ「ジルバの足の使い方」の記載を自分流に解釈し直したものです。

一応教科書流なので「SSQQ」を6拍で踊ります。
モダン(スタンダード)人と言ってもいろいろ流派が有りますが、
私は「着地の時にカウントを取る」派ではなくて、
「送り足を使う時にカウントを取る」派です。

ウオークで心がけていることは
「前進では頭を前に突っ込まない、後退では頭から下がらない」
換言すれば「前進では頭を後ろに残す、後退では頭を前に残す」です。

回転で心がけていることは
送り足のボールの上に頭を保ちながら
フリーフットだけを真っ直ぐ前に出しておいて
送り足を使って前足に体重移動したら、その前足ボールの上で回転をするです。
身体の表面では真っ直ぐを心がけていますが
身体の中では回転の直前に逆回転を入れておいて
逆回転の捻りを送る時に本来の回転の方向に一気に解放するということでしょうか。
回転の起動はボールと膝から始まり、それが腰に伝わり胸に伝わり肩に伝わり、最後に末端の頭や手に伝わるようにしています。「上体から回転を始め下は後から回る?」派とは全然考え方が違います。
先生のいない人は自分で技術を会得しないといけないので拙いと思われる方法も試さないといけない場合もあります。

私はモダン人なので上記モダン種目の原則をラテン種目にも適用しています。
30年近くも踊ってるとパーティーダンサー・ホールダンサーと言えどもそこそこなら踊れていると自負しています。
・・・ただ、間違った方法でもそこそこ踊れてしまうってのが怖い(-_-;)

男子(原則としてボールのインサイドエッジを意識しながら踊り続ける)
カウント6 あらかじめ右足一本のボールで立っておく
カウント1 足だけタップ(頭を右足の上に残して若干右スエイ状態)
カウント2 オン(左膝に右膝が揃って来る)
カウント3 足だけタップ(頭を左足の上に残して若干左スエイ状態)
カウント4 オン(右足に左足が揃うがそれを更に後ろに足だけ後ろに出す、できるだけ頭は右足ボールの上に保つ)
カウント5 左足ボールに体重を落とす、Qカウントは早いし前バランス(ボールバランス)意識してるので歩幅は10センチ程度。カウント5の間に6に押し返す準備もしないといけないので結構忙しいし俊敏でないといけない。
カウント6 右足に体重を戻すじゃなくて右足ボールに戻す!左足は右足に揃うどころか次の1のタップの準備

上記を演歌ぐらいのテンポの曲でしっかり練習する。体重の使い方も難しいが4歩を6拍で踊ると言うのも難しい。
ジルバは一生踊るダンスだからリズム感はしっかり練習しないといけない。

多くの人は1オンジルバでしかも横に倒れながら足を出してるようなので私とは動きがチグハグである。
姿勢良くカウントを頑固に取っていれば多くの女子は私に合わせてくれる、 合わせてくれない女子もいるが1曲でポアしてくれるのでありがたく別れる。

さて、アメリカスピン。
私とタイミングのあった女子にだけ仕掛けるようにしている。
男を押し倒せ?と習ってる女子もいるので油断はできない。
手で押し返すと言うリードはしない、 1歩目で左足少し横に出すようにしながら女子を正面で受け止める。
身体が止まるから手も止まる程度、但し、女子に押されて肘が後ろに引けると言う事はしない。

リードはカウント6から1にかけてタメを丁寧にやって女子に危険?を察知させる程度。
ふらつく女子がいるから支えろっていう人もいますが、私は助け舟は出さない主義で自分で踊りなさい派。

さて、本題の女子のアメリカスピン。
私にタイミングを合わせてくれた女子は6拍の2オンジルバのはずなので・・・

アメリカスピン直前のベーシックステップの56から説明を書くきだろうと思います。
カウント5 右足ボールに体重を落とす、Qカウントは早いし前バランス(ボールバランス)意識してるので歩幅は10センチ程度。カウント5の間に6に押し返す準備もしないといけないので結構忙しいし俊敏でないといけない。
カウント6 5の右足ボールの上で「ろく」と言いながら右膝で体重を左足に移し替え始める。1億分の1秒後に左足ボールの上に完璧に体重移動完了、56はクイックカウントなのでその場足踏みぐらいでないと音楽に遅れます。ラテンのその場足踏みは膝が右回転したり左回転したりで、その度に左足が右足の前に出たり右足が左足の前に出たりします。カウント6では左足ボール体重で右膝が左膝の前に位置していてつま先のアライメントは男子正面より左に向いているはず。
以下、執筆中。



↑2016.05.08 追記

ジルバのフットワークとアメリカンスピンのリード

アメリカンスピンも綺麗なボールターンです。そんな力が必要なステップではありません。

↑2012.12.13 追記

ジルバにはいろんな流派があります。私のは社交ダンスの教科書「モダンダンス教程 」流の6拍子ジルバ(SSQQ)ですが、4拍子ジルバ(QQQQ)もありますし、イチ・ニィ、イチ・ニィと2拍子的に踊るのやその他いろいろあります。
それと私はやりませんが、、3歩目でヒールをゴットンと着地させて、前足が宙に浮気上がったり、あるいは男女お互いに強く引っ張り合うと言う流派もあります。
地域によって主流の流派が違いますし、スナック等では4拍子で引っ張り合うというジルバが主流かもしれません。
このブログでは教科書流の6拍子の私流のジルバに付いて書いています。

初心の頃は音楽にさえ乗れれば良いのですが、10年も経てば美しいジルバを目指して欲しいと思っています。



美しいジルバを追い求めると、フットワーク、CBM(回転前の逆捻り)、ボールターン、ピボット、ピボット・アクションと言う技術を体得できると思います。
これらはモダン種目を美しく踊るためにも必須の技術です。ジルバが美しく上手な人は大抵モダンも上手い。
6拍子ジルバSSQQは「1小節半」が基本のセットです。ルンバやチャチャは1小節が基本単位になっています。「1小節半」と言うのは結構難しいです。音楽に乗ってベーシック・ムーブメントが踊れる、これさえ出来ればパーティに行っても手馴れた男子なら結構いろんな足型を躍らせてくれると思います。・・・いろんな男子がいるので女子は大変でしょうが。。。...
19:52 カウント ベーシック・ムーブメント : 4では足を揃えない、揃えると56が遅れる

↑2012.11.13 追記

↓以下は私のこだわりを書いていますが、乱文なので読まないで下さい。

残念ながらダンスパーティーやダンスホールでは私は少数派である。
少数派なので、自分流を宣伝しておかないといけない(^^;)

社交ダンスのラテンのひとつにジルバがある・・・と私は思っている。
ラテンの前進のフットワークはトウ(T)かボール(B)と私は承知している。

ラテンの主要種目のルンバでさえ前進のフットワークをフラット(F、べた足)で取る女子が多い。
図々しいのになると堂々とヒール(H)で前進してくる。
質の良い教室に行ってる女子はルンバでは流石にこんなことはしないが
ジルバとなるとどんな良い教室に行っていようが団体レッスンに行っていようがほぼ全員がフットワークミスをしている。

ジルバでは女子の回転をする機会が大変多い。
1歩で90度回転、1歩で180度回転なんてのはざらである。

さて、ジルバの回転は1歩で回転完了なのである、2歩使って回転完了ではない。
2歩とも回転と言うこともあるが1歩1歩それぞれ所定の回転を完了しておかないといけない。
専門用語で言うと「ボール・ターン」なのかなあと思うが教科書には書いてない(多分)
書いてあるのは
「第1拍で体重をかけずボールで床に触れ、第2拍で体重をかけ最後にフラットにする」
1歩1歩それぞれの回転完了はボールの上で回転した方が圧倒的に楽である。
べた足の上で1歩で回転完了なんてのは物理的に難しいはずである。
べた足の人は足だけでは回転ができないので、身体で廻ろうとして苦労している。
苦労するだけなら良いのだが姿勢が悪くなって余計に回転が難しくなって行く。

ジルバを手っ取り早く上手になるためには全ての足をトウ(T)またはボール(B)で踊ってみることです。
どうしてもべた足で踊りたいなら、ヒールを着いたら間髪を入れずにトウ(T)またはボール(B)まで体重移動することです。
ボールターンはボールの上に体重がある時にできるからです。

べた足で1歩ずつそれぞれの回転完了ができない人は
二歩使わないと回転できない。
ひどいのになると一歩目の前進のつま先が既に回転を始めていて前に向かないで蟹股で来る(^^;
即ち、支え足のつま先が正面を向いているのに、フリーフットのつま先が最初から斜め横に向いていて、その上、斜め横に着地してしまう。正面に居る男子から見ると女子の膝が開いた蟹股に見えてしまう。

美しいジルバを踊る人はフリーフットを正面に出して、出した足のボールでスムースに廻ります。

男も女も姿勢が悪ければフットワークをボールにするなんてのは辛い事かもしれない。

姿勢とカウントの取り方、流派が多すぎる。
たかがジルバ、されどジルバ、お付き合いも大変。。。...

・・・・・・・・

今日、パーティーで言われてしまった。

貴男に良い事を教えてあげる!
アメリカンスピンのリードは「引いて押す」なんだって!
顔馴染みの男子に聞いて来た感じだった。
ふーん、他流派の人のやり方を聞いてもしょうがないのだけど、私なら「引いて止める」だなあ。
男子は止めて壁になるが正解だろうなあ、押したら女子はバランスを崩す!?

アメリカン・スピンの女子は「引かれて押す」なのかもしれませんが、この「押す」が女子によって様々です。
百万トンの圧力で男子を押し倒すぐらい圧力を掛けてくる女子もいれば、単に回転のきっかけとして数ミリグラムの圧力の女子もいる。
私は数ミリグラムの女子の方が好きです。

アメリカン・スピンは1歩で360度回転だから大変ですが、アメリカン・スピンもボールターンの一種なんだということを知っていれば比較的簡単です。
フットワーク、フットワークとやかましく言うと不機嫌になる女子が多いですが、フットワークひとつで踊りが簡単になるのもあるのになあと私は思っています。

・・・・・・

ジルバの流派としてワン・オン・ジルバ派かツウ・オン・ジルバと言う分け方もあります。
社交ダンスの教科書「モダンダンス教程 」ではツウ・オン・ジルバを推奨しています。

少なくとも私のリードがあったから殺気を感じてアメリカンスピンの回転を自分でやったのだろう。
彼女はワン・オン・ジルバ派だからカウント1の初めで押して欲しかった?
私はツー・オン・ジルバ派なのでカウント2にならないと回転のリードはしない。
カウント1で勝手に回転しようとしている女子を更に押せなんて事を言われても女子がこけそうで怖い。
第1拍で前進または後退を始めるが体重をかけずボールで床に触れ
第2拍で体重をかけながらボールで回転し最後にフラットにする。

ルンバがルンバ・ウォークでならないのと同様に
ジルバではジルバ・ウォークでならないといけないと私は思っている。
ジルバ・ウォークで出てきた女子を手を固定して止める!
私のリードはこれだけである。
引いては多少してるかもしれないが押しはしない。
女子がちゃんとジルバウォークをしていれば、
手を止めるという私の作業だけで女子には自動的にアメリカンスピンの回転がかかる。
まさに流派違いの見解の相違である。 教え魔しないと教え魔されてしまう。 怪我防止のためにも気が付いた時にちゃんと打ち合わせしなくてはいけない。 これを教え魔と言うべきや否や・・・。 やっぱり言うべき事は言っておかなくてはいけないかな。 こういう流派もあるって。 少数派はつまらない事で悩まなくてはいけないので辛い。。。... 因みに教科書ではツー・オン・ジルバの方法しか記載されていません。

参考 モダンダンス教程(若林政雄著 講談社)「ジンバ」49頁 65頁

「モダンダンス教程」

著者  若林政雄
発行所 (株)講談社
定価  3,780円
(A4判縦綴じ)

56ページ 「プロムナード・ウォークス」


[amazon]モダンダンス教程


[楽天市場]モダンダンス教程
該当無し


ラテンの目次



2009.07.18 初稿



ツー・オン・ジルバ
フットワーク リード フォロー
ジルバのアメリカンスピン



(社交ダンス sho)fc2

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