スローフォックストロットの基本「4拍子のボックス」

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sho
社交ダンスのシャドーのボックス描きはウォーミングの最後には絶対やっておきたい。
ボックス描きにはワルツ用の3拍子で描くものとブルースやスロー・フォックストロット用の4拍子で描くものの2種類があると思います。

フットワーク、ロア、ヒールの降ろし方、体重移動、タイミング、頷き防止、エトセトラ
これらを確認しながらスムースにボックス書きができるようになってから組んで踊りたい。

この頃、ちょっとスローフォックストロットに凝っているので、その研究論文(^^;

スローフォックストロットの基本カウントは「1234」で「SQQ」とも言う。

で、私の未熟も有るのですが、「カウント2」でヒールターンしようとする女性が圧倒的に多い。
スロー・フォックストロットだから口では「SQQ」と唱えていても、「カウント2」でヒールターンしている。
こういう女性とスローフォックストロットを踊ると私はクチャンクチャンになってしまう。
焦りまくって、とても優雅な?スローフォックストロットにならない。

第1クイックでヒールターンなのだが、カウント3まで待てなくてカウント2でヒールターンしようともがいている女性が多い。
中にはカウント1でヒールターンしなければならないと思っている女子もいるような気がする。
こう教えるプロ先生だっているから世の中言うた者勝ちなのかもしれない。。。...
内回りの奴が高速回転してどないすんねんと言っても先生に素直な女子は全く耳を貸してくれない。

スローカウントは2拍を要するのだからスローをしっかりゆっくり取ってから3拍目でヒールターンをやれば、もうこれだけでヒールターンは物凄く簡単になる。

ワルツのヒールターンは2拍目でやる、スローフォックストロットのヒールターンは3拍目でやる!

これだけのことなのにスローフォックストロットになるとヒールターンに失敗してしまう。

それは何故なのか?!

スロー・カウントとクイック・カウントを踊り分けれないからだ。

スロー・カウントとクイック・カウントの違いを手っ取り早く体感するには4拍子のボックス描きの練習するのが安直で確実だ。

4拍子のボックス書きと言えば「スクエア・ルンバ(通称ボックス・ルンバ)」もこれです。
超初心者用には「いち にぃ さん チョン、にぃ にぃ さん チョン、」
慣れてくれば「QQS」になる。
「横、閉じ、前進または後退」が拙いと言うのなら
「前進または後退、横、閉じ」にして「SQQ」にするのも良いでしょう。

幸いワルツ以外は4拍子ですから、音楽に合わせて「4拍子のボックス」の練習機会は多い。
音楽に確実に合わせながらしっかり「4拍子のボックス」が踊れるようになってから、
スローフォックストロットを踊れば、そりゃあもう鼻歌混じりでカウント通りに踊れるから不思議。

この記事はホンの少しの男性と非常に多くの女性のために書きましたが、
女性に引きずられないために多くの男性もウォーミングの時に
「4拍子のボックス」を少しぐらいやっておいた方が良いかもしれません。

社交ダンスは女子次第と私は思っています。。。...

参考 モダンダンス教程(若林政雄著 講談社)20頁 「スクエア・ルンバ」



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該当無し


ベーシック 基本 ヒールターン heel turn shadow シャドー シャドウ
スローフォックストロットの基本「4拍子のボックス」

2012.07.25 初稿

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Posted bysho