和泉式部和歌勝手解釈

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sho
和泉式部和歌勝手解釈


暗きより暗き道にぞ入りぬべきはるかに照らせ山のはの月

 先生がいない修行ではあんな事やこんな事を色々試してそれでも道に迷うけど、どうか仏様見守っていて下さい。


物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる

 悩んでいる時に蛍も悩んでるように見えると心が救われるわ。


黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞ恋しき

 何をやっても上手くなれないと思っている時に優しく踊ってくれた人が思い出される。


越えもせむ越さずもあらむ逢坂の関守ならぬ人なとがめそ

 一線を越そうが越さまいが私の勝手、野次馬のあなたにとやかく言われる筋合いはないわ。


おしなべて花は桜になしはてて散るてふことのなからましかば

 人間全て美しい桜の花なら良いなあ、歳が行かなければもっと良いなあ。


あらざらんこの世のほかの思ひいでに今ひとたびの逢ふこともがな

   もうそろそろ私も死ぬ歳だけど、もう一度あの人に会いたいわ。


以上、和泉式部 和歌勝手解釈。m(_ _)m



【百人一首講座】あらざらむこの世のほかの思ひ出に 今ひとたびの逢ふこともがな─和泉式部 【京都長岡京小倉山荘】

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2012/6/12



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