悪貨、良貨を駆逐す:社交ダンスのホールやパーティー編

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sho
社交ダンスは音楽に合わせて踊りたいものだ。。。...。

都会だろうと田舎だろうと社交ダンスのホールやパーティーで音外しは大勢要る。
特にスローフォックストロットとルンバに限って言えば
4分の3以上の人が音外しだと私は確信している。(極めて控えめな数字かも)

とある大都会のダンスホールに入って靴を履き替えている最中にかかっていた曲がYouTube - Andrew Sinkinson & Charlotte Jorgensen - Odds And Endsでした。
流石、大都会、良い曲が入るなあと感動した。
そして遠目に見えた皆が踊ってるスローフォックストロットも非常に滑らかでスエイなんか格好良いのなんのって申し分ない。
参ったなあ、俺なんか恥ずかしくて踊れないなあと思ってしまった。
しかし、あれえ、皆、音痴じゃない? 
未だ他人のスローフォックストロットをとやかく言える立場ではないのだけど、
テクテク・スローフォックストロットを気持ち良く?踊ってるだけじゃない!
YouTube - Andrew Sinkinson & Charlotte Jorgensen - The Prayerみたいのを一発かけてくれないかなあ。。。...

趣味の社交ダンスだから音外しだろうがなんだろうが楽しければ良い。
こういう考えを私は敢えて否定はしない・・・内政不干渉であるべきだろう。

でも、ちょっと、嘆かわしい場面をしばしば目撃するのでちょっとボヤキを書く。

近頃珍しく若い男子がパーティーに武者修行に来た。
教室で習ったのか、団体で習ったのかは知らないが彼は決して音外しではなかった。
一生懸命練習してきたんだろうなあ。
ルンバやスローフォックストロットの音の取り方はそう簡単ではないが
兎にも角にも彼のは正解の許容範囲内だった。

それをだ、ホールやパーティーのやり手のおばちゃんたちがよってたかって潰しにかかる。
坊や、未だ社交ダンスに慣れてないのね!
おばちゃん(稀に若いおばちゃんを含む)達は坊やのリードを微塵も受けようとはしない。
あろうことか、坊やを音外しの世界に引きずり込んでいく。
哀れ、坊やは見事に撃沈。
あの坊や、賢そうだった・・・もう二度とパーティーに来ないか、社交ダンスに見切りをつけるか?

こういうことは音外しのおじちゃん達には極めて都合が良い。
将来のホールやパーティーの星の王子様が消えていくのだから。。。...

社交ダンスに若者が入ってこないと嘆いているが、ここに問題があるのだ。
ダンスホールで じじ・ばば が変な社交ダンスを踊ってるって
インターネットで散々に言われてたりするんだが、
社交ダンスファンとしては歯軋りもの。
でも、本当にそうなのだから、反論のグーの音も出ない。

で、さっき坊やの行く末を心配していた私だったが、
未だ若いおばさんの行く末を心配してか、
カリスマ・ホール王がルンバの音取りの猛特訓を彼女に施した。
それから私に彼女をバトンして来た。
フムフム、流石カリスマ・ホール王さんが仕込みなおしただけある、彼女の音外しはすっかり治っていた。
教える人がちゃんと教えれば、音外しおばちゃんも治るものだと感心した。

でも、彼女、また、音外しのおじさんとばかり踊るのだろうなあ。
「目覚めよ、乙女」と叫びたい。
目覚めよと言っても、どれが正しいとか正しくないとか判って無いから永久に目覚めない。
よそ者が教えても信用しないから、やっぱ、地元のカリスマ・ホール王にお出まし頂かないといけない。
(無論、カリスマ・ホール王は音痴であっては困る)



2010.04.05



ルンバ スローフォックストロット 音痴 クイック・スロー
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