女子との戦い

女子との戦い

（彼女の声）
駄目だって、私に覚えられる訳がないわよ
下を見てなきゃ、怖くて踊れないわよ
３拍子とか４拍子とかって、判らないわよ
・・・その他思わず女性蔑視したくなる言葉の数々。。。...

（私の心の声）
うるせえ、そんなこと言ってるから結局壁の花してるじゃないか
それが結局貴女の通信簿なんだよ！　情けないと思わない？
貴女、おしゃべりの輪に入らず、一番踊りたさそうにしてるから
助けてあげたいのじゃないか！
私を藁か雲の糸だと思って、言うことを聞きなさい。


私はおしゃべりしてる女性にはあまり申し込みたくない性格です。
パーティーだろうがサークルだろうが踊りたがっている女(ひと)と踊りたい。

このサークルでは、踊りたがっている女(ひと)はこの人しかいなかった。
従って、この女性とばかり踊っていた。
壁の花にさせられていた女(ひと)だから、私が独り占めしても一切構わない。
他所のサークルでは公平に踊るを心がけなきゃいけないのだが、珍しい現象だ。

そして２年が経った。
暖かくなってきたせいか、どちらかの体調が良かったのか
彼女のぼやきを聞くこともなく私の教え魔もなく何曲も踊り終えることができた。

初めてだね、こんなの？
彼女、嬉しそうに頷いてくれた。

と、いう夢を見た・・・ということにしておこう・・・本当は夢じゃなかったのだけど。


(社交ダンス sho)fc2