夢の実現 凄いダンス
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sho
初めて外人ダンスを見たのは何時だろう。
20?年前?
華やかだったのにはまちがいない。
ところがどの外人選手だったかちっとも覚えてないのである。
覚えているのは「凄い社交ダンスがあるもんだなあ」だけだった。
通い続けていたダンスホールのダンス談義で
「外人ダンスの凄いのはロアだよ」と聞かされた。
その後外人ダンスのテープを手に入れ超スロー再生してみて驚いた。
ロアした時に膝がまさしく床に触れんばかりだった。
これは凄い! 俺もこんなことしてみたい!
そして20?年経った今日この夢が実現した!
・・・それはお前の錯覚だよ・・・
でも、折角だし、メモ!メモ!
団体レッスン水曜日のおかげで「モダン(スタンダード)の前進者は後退者のお腹の下に潜り込め」・「男性も女性も頑丈且つしなやかでなけねばならない」などと言う事を教わり、やっとロアの意義が判ったような気がしているが、いかんせん、実践練習相手はパーティーやダンスホールのお客さんだけ。この2年ほどずっとこういうことばかり考えて踊ってきた。2年前に比べればかなり要領が判ってきたような気がするが今一しっくりこない。この違和感は何なのだろう・・・やっぱ、タイミング?
スローフォックストロットのカウントに書いているように、「送り出す足(サポーティングフット、支持足)でカウント」ということをインターネット検索で知った。「送り足でカウントする」・・・これを念仏のように唱えながら更に修行が2週間続いた。ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、ブルースのみならず、ルンバ、チャチャ、ジルバ、サンバもどきにまで「送り出す足(サポーティングフット)でカウント」を適用した。これを重いと感じた女性もいれば、リードのタイミングが遅くてリードが判らんと言った女性も居た。しかし、一切構わず修行に明け暮れる私。なんせ実験中のことだから説明(教え魔)する訳にもいかないから修行あるのみだった。私のやってることが相手に通じているなあと思うときもあったが全然通じない相手もいた。
最近、ダンスホールの女性に思わず言ってしまった。1歩目のカウントは着地の時にカウントするのと送る時にカウントするのと二派ある。私は送る時にカウントする派だから私と踊る時は送る時にカウントしなさい。こう言った途端私は目茶目茶後悔してしまった。人それぞれ拘りが有ったとしても必ずしもお互いが持っている拘りが同じとは限らない。私の拘りを相手に押し付けてしまった私は目茶目茶いけない人。
その後も拘りを胸に秘めながら修行が続いたが、やっぱ同じ拘りを共有してもらわないと上手くいかなのじゃないか?・・・。理論の共有たって女性は理論にはいたって謙虚だからなあ・・・相手を選んで言わなきゃいけないなあ・・・。そして今日その彼女がダンスホールにやってきた。結構昔から踊ってもらっている女(ひと)で理論には至って謙虚そうな事を言っているが実は頭の良い女(ひと)。だからと言って私の拘りを彼女に押し付ける訳にはいかない。・・・うーん・・・さりげなく言おう。挨拶代わりに彼女の横に座って「実はインターネットで仕入れた情報なんだけどね・・・かくかくしかじか」と言った。彼女答えて曰く「送り足でカウントに拘ればひょっとしたら送ると言うことが自然にできるかもしれないわね、でも私は相手に付いて行くので精一杯だからそんなこと考えてる余裕はきっと無いと思うわ」。・・・女性特有の返答である、いたって謙虚・・・頼りないなあ・・・ま、えっか。
何人かの女(ひと)と踊ってから、丁度休んでいた彼女にさっきの話しは忘れたと言う顔をしながら踊りを申し込んだ。何時ものように私一人の修行で何曲か踊ってワルツ。混んでいるホールを一周して来て急に空いているスペースがあったのでロアを仕掛けた。ロアを仕掛けながら足を伸ばす。いくら伸ばしても彼女の足が着地しない! そんなもんだから私のロアは限りなく続く。へっ、ひ、膝が床に付くかも・・・。その後、何小節もこんなロアが続いた。結局、膝が床に届くということはなかったが、私の夢は実現したみたい。こんな調子の良い事、今日限りかもしれない・・・今日、存分にやっておかないと。・・・やっぱ、彼女は頭が良かった(めでたし)。
良き相手と情報の共有、これ、大事。
スロー・フォックストロット
lower ロア ロワ ロワー ロアー
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20?年前?
華やかだったのにはまちがいない。
ところがどの外人選手だったかちっとも覚えてないのである。
覚えているのは「凄い社交ダンスがあるもんだなあ」だけだった。
通い続けていたダンスホールのダンス談義で
「外人ダンスの凄いのはロアだよ」と聞かされた。
その後外人ダンスのテープを手に入れ超スロー再生してみて驚いた。
ロアした時に膝がまさしく床に触れんばかりだった。
これは凄い! 俺もこんなことしてみたい!
そして20?年経った今日この夢が実現した!
・・・それはお前の錯覚だよ・・・
でも、折角だし、メモ!メモ!
団体レッスン水曜日のおかげで「モダン(スタンダード)の前進者は後退者のお腹の下に潜り込め」・「男性も女性も頑丈且つしなやかでなけねばならない」などと言う事を教わり、やっとロアの意義が判ったような気がしているが、いかんせん、実践練習相手はパーティーやダンスホールのお客さんだけ。この2年ほどずっとこういうことばかり考えて踊ってきた。2年前に比べればかなり要領が判ってきたような気がするが今一しっくりこない。この違和感は何なのだろう・・・やっぱ、タイミング?
スローフォックストロットのカウントに書いているように、「送り出す足(サポーティングフット、支持足)でカウント」ということをインターネット検索で知った。「送り足でカウントする」・・・これを念仏のように唱えながら更に修行が2週間続いた。ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、ブルースのみならず、ルンバ、チャチャ、ジルバ、サンバもどきにまで「送り出す足(サポーティングフット)でカウント」を適用した。これを重いと感じた女性もいれば、リードのタイミングが遅くてリードが判らんと言った女性も居た。しかし、一切構わず修行に明け暮れる私。なんせ実験中のことだから説明(教え魔)する訳にもいかないから修行あるのみだった。私のやってることが相手に通じているなあと思うときもあったが全然通じない相手もいた。
最近、ダンスホールの女性に思わず言ってしまった。1歩目のカウントは着地の時にカウントするのと送る時にカウントするのと二派ある。私は送る時にカウントする派だから私と踊る時は送る時にカウントしなさい。こう言った途端私は目茶目茶後悔してしまった。人それぞれ拘りが有ったとしても必ずしもお互いが持っている拘りが同じとは限らない。私の拘りを相手に押し付けてしまった私は目茶目茶いけない人。
その後も拘りを胸に秘めながら修行が続いたが、やっぱ同じ拘りを共有してもらわないと上手くいかなのじゃないか?・・・。理論の共有たって女性は理論にはいたって謙虚だからなあ・・・相手を選んで言わなきゃいけないなあ・・・。そして今日その彼女がダンスホールにやってきた。結構昔から踊ってもらっている女(ひと)で理論には至って謙虚そうな事を言っているが実は頭の良い女(ひと)。だからと言って私の拘りを彼女に押し付ける訳にはいかない。・・・うーん・・・さりげなく言おう。挨拶代わりに彼女の横に座って「実はインターネットで仕入れた情報なんだけどね・・・かくかくしかじか」と言った。彼女答えて曰く「送り足でカウントに拘ればひょっとしたら送ると言うことが自然にできるかもしれないわね、でも私は相手に付いて行くので精一杯だからそんなこと考えてる余裕はきっと無いと思うわ」。・・・女性特有の返答である、いたって謙虚・・・頼りないなあ・・・ま、えっか。
何人かの女(ひと)と踊ってから、丁度休んでいた彼女にさっきの話しは忘れたと言う顔をしながら踊りを申し込んだ。何時ものように私一人の修行で何曲か踊ってワルツ。混んでいるホールを一周して来て急に空いているスペースがあったのでロアを仕掛けた。ロアを仕掛けながら足を伸ばす。いくら伸ばしても彼女の足が着地しない! そんなもんだから私のロアは限りなく続く。へっ、ひ、膝が床に付くかも・・・。その後、何小節もこんなロアが続いた。結局、膝が床に届くということはなかったが、私の夢は実現したみたい。こんな調子の良い事、今日限りかもしれない・・・今日、存分にやっておかないと。・・・やっぱ、彼女は頭が良かった(めでたし)。
良き相手と情報の共有、これ、大事。
スロー・フォックストロット
lower ロア ロワ ロワー ロアー
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