カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(1)
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カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(1)
カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(2)
カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(3)
カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(4)
これも団体レッスンの講習が終わってのお茶タイムでのお話。
タンゴ・ポジション、タンゴの組み方、タンゴの姿勢・・・って・・・「スタンドバーの高い椅子にちょっと腰掛けるような感じ」とかとよく言われてたり書かれてたりする。パーティーでも女子にもっとしゃがめなどと教え魔されたりもする。
私にとっては、しゃがむなどと言うタンゴ・ポジションはなんともみっともないし動き難くもある。しかし、みんながタンゴ・ポジションとはこう言うもんだと言うし、そうしようと努力してるみたいなので、信じがたいがそれで正しいのだろうと潜在意識では根強く思ってたりする。で、真面目にタンゴを踊らなくちゃいけない時は、腰をぐっと落として、なんてえことをしたりする。そうしてたら、あるプロ・コーチに、なんじゃそれ、腰はもっと高くと腰バンドの後ろを掴んで10センチ以上も上に引っ張り上げられたことがある。それでもって上体をもっと前に倒せ・・・鏡を見てみろ、それで背骨が丁度垂直だろうが、それで良いのだ。なんてえことで、100組以上出てた下位級の競技会で優勝までしてしまった。
皆の言う腰低タンゴ・ポジションではなく、腰高タンゴ・ポジションで優勝はしたけれど、皆と違うタンゴ・ポジションで優勝しても意味がないのではないかなあ? 以降、タンゴは鬼門、適当に腰を痛めない程度に踊ろう・・・少なくともパワー全開の女子競技選手とだけは真面目にタンゴを踊るのだけはやめよう。不満顔されるか、教え魔されるか、腰を痛めるか・・・。
なんてえことを冗談混じりに団体レッスンのお茶タイムに先生に話したら、椅子に「腰掛けて、タンゴ?」・・・そんな話聴いたことないわ。居合わせた生徒全員、答えて曰く、「聴いたことない? うっそー、みんな、そんな風に習って来てるわ」
で、女先生のタンゴ・ポジションに関する講習が3分ほど有った。その素晴らしさに思わず感動、以下にメモることにした。
男子、右足体重でフラットに立つ、足首と膝は脚を柔らかくするために曲げておく。これで充分重心が低い、腰を落としてまで重心を低くするのは間違いだと思う。胸を張っておくのは常識として、この時の股関節の使い方と言うか感じ方が一番大事。右股関節を後ろに少し引くのだけど、この引いたスペースに女子の腰を招き入れる、あるいは女子の腰を男子の下腹部辺りに下からあてがわせるような感じ。どうしてもスタンドバーの高い椅子と言いたければ、椅子に腰掛けようとするでも腰掛けてる最中でもなくて、敢て言えば、今、椅子から立ち上がろうと言う感じかしら? 立ち上がる前に、上体を少し前に倒すでしょ。
女子、椅子に腰掛けるとかは女子には絶対無いと思うわ。男女共、腰が引けてたら、どうやって組むの? 私には想像もできないわ。私なら、股関節を後ろに持って行くのじゃなくて、股関節を前に出して、身体が弓なりに後ろに反って、腰の辺りを男子が作ってくれたスペースに預け入れに行くわ。こんな風に・・・ピトッ。
なんと言うか、非常にコンパクト、軽い、女子がいとおしくなる、経験したことのない柔らかさだった。もう一人の男子生徒も指導を受けて、ピトッ。彼曰く、タンゴのイメージを変えなきゃいけないなあ、これは良い!!!!!
例によって、明日、私がこの文章を読み返して、今日の感動を思い出せるように多少の誇張のある文章です。
カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(1)
2009.06.24 初稿
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カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(4)
これも団体レッスンの講習が終わってのお茶タイムでのお話。
タンゴ・ポジション、タンゴの組み方、タンゴの姿勢・・・って・・・「スタンドバーの高い椅子にちょっと腰掛けるような感じ」とかとよく言われてたり書かれてたりする。パーティーでも女子にもっとしゃがめなどと教え魔されたりもする。
私にとっては、しゃがむなどと言うタンゴ・ポジションはなんともみっともないし動き難くもある。しかし、みんながタンゴ・ポジションとはこう言うもんだと言うし、そうしようと努力してるみたいなので、信じがたいがそれで正しいのだろうと潜在意識では根強く思ってたりする。で、真面目にタンゴを踊らなくちゃいけない時は、腰をぐっと落として、なんてえことをしたりする。そうしてたら、あるプロ・コーチに、なんじゃそれ、腰はもっと高くと腰バンドの後ろを掴んで10センチ以上も上に引っ張り上げられたことがある。それでもって上体をもっと前に倒せ・・・鏡を見てみろ、それで背骨が丁度垂直だろうが、それで良いのだ。なんてえことで、100組以上出てた下位級の競技会で優勝までしてしまった。
皆の言う腰低タンゴ・ポジションではなく、腰高タンゴ・ポジションで優勝はしたけれど、皆と違うタンゴ・ポジションで優勝しても意味がないのではないかなあ? 以降、タンゴは鬼門、適当に腰を痛めない程度に踊ろう・・・少なくともパワー全開の女子競技選手とだけは真面目にタンゴを踊るのだけはやめよう。不満顔されるか、教え魔されるか、腰を痛めるか・・・。
なんてえことを冗談混じりに団体レッスンのお茶タイムに先生に話したら、椅子に「腰掛けて、タンゴ?」・・・そんな話聴いたことないわ。居合わせた生徒全員、答えて曰く、「聴いたことない? うっそー、みんな、そんな風に習って来てるわ」
で、女先生のタンゴ・ポジションに関する講習が3分ほど有った。その素晴らしさに思わず感動、以下にメモることにした。
男子、右足体重でフラットに立つ、足首と膝は脚を柔らかくするために曲げておく。これで充分重心が低い、腰を落としてまで重心を低くするのは間違いだと思う。胸を張っておくのは常識として、この時の股関節の使い方と言うか感じ方が一番大事。右股関節を後ろに少し引くのだけど、この引いたスペースに女子の腰を招き入れる、あるいは女子の腰を男子の下腹部辺りに下からあてがわせるような感じ。どうしてもスタンドバーの高い椅子と言いたければ、椅子に腰掛けようとするでも腰掛けてる最中でもなくて、敢て言えば、今、椅子から立ち上がろうと言う感じかしら? 立ち上がる前に、上体を少し前に倒すでしょ。
女子、椅子に腰掛けるとかは女子には絶対無いと思うわ。男女共、腰が引けてたら、どうやって組むの? 私には想像もできないわ。私なら、股関節を後ろに持って行くのじゃなくて、股関節を前に出して、身体が弓なりに後ろに反って、腰の辺りを男子が作ってくれたスペースに預け入れに行くわ。こんな風に・・・ピトッ。
なんと言うか、非常にコンパクト、軽い、女子がいとおしくなる、経験したことのない柔らかさだった。もう一人の男子生徒も指導を受けて、ピトッ。彼曰く、タンゴのイメージを変えなきゃいけないなあ、これは良い!!!!!
例によって、明日、私がこの文章を読み返して、今日の感動を思い出せるように多少の誇張のある文章です。
カルチャー・ショック:タンゴ・ポジション(1)
2009.06.24 初稿
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